奈良の遺産相続サポート
桐山法律事務所
代表弁護士桐山 修一
経歴
- 平成11年関西大学法学部 卒業
- 平成20年関西大学法科大学院 修了
- 平成21年弁護士登録(登録番号:41704)
- 平成26年桐山法律事務所 開設
所属
- 奈良弁護士会(刑事弁護委員会/交通事故委員会/高齢者・障がい者支援センター運営委員会)
当事務所で実際に対応した相続案件の中から、代表的な事例をご紹介します。
※プライバシー保護のため、内容を一部変更しています
父が亡くなり、兄と2人で遺産を分けることになりました。遺産は預貯金約1,500万円と実家の土地・建物です。しかし、兄は10年ほど前に父から住宅購入資金として1,000万円の援助を受けていました。「それを考慮せずに半分ずつでは納得できない」と相談にいらっしゃいました。
兄への住宅資金援助を「特別受益」として遺産に持ち戻し、相続分を計算し直しました。当初、兄は「贈与ではなく借りただけ」と主張しましたが、当時の通帳記録や父のメモを証拠として提出して、調停で特別受益として認められました。最終的に、依頼者様が実家を取得して、兄が預貯金を取得する形で合意に至りました。
生前贈与の記録は、時間が経つと失われてしまいます。相続が発生したら、早めに関係書類を確認・保全しておくことが大切です。
独身で子供のいない叔父が亡くなりました。相続人は叔父の兄弟の子供たち(甥・姪)でしたが、叔父の弟の子供2人とは30年以上連絡を取っていませんでした。揉めているわけではないものの、連絡先がわからず、遺産分割の話し合いを始められない状況でした。
弁護士の職権で「戸籍の附票」を取得して、疎遠になっていた甥・姪の現住所を確認しました。手紙で連絡を取り、相続の経緯を説明。幸い全員が協力的で、遺産分割協議書を作成して預貯金の分配を完了しました。揉めていないケースでしたが、全員の同意が必要なため、所在確認が不可欠でした。
相続人の所在がわからない場合でも、戸籍の附票で調査することができます。「連絡が取れない」というだけで諦めず、ご相談ください。
母が亡くなり、3人の兄弟で遺産を分けることになりました。遺産は預貯金約600万円と、奈良県南部にある山林です。山林は固定資産税もかからないほど価値がなく、3人とも「引き受けたくない」という状況でした。誰も山林を引き取らないまま話し合いが止まってしまったとのことでした。
山林を引き受ける相続人に、預貯金を多めに配分する方法を提案しました。将来の管理コストや万が一の責任リスクを考慮し、預貯金の配分を調整。最終的に、長男が山林を引き受ける代わりに預貯金300万円を取得し、他の2人が150万円ずつ取得する形で合意しました。
「いらない土地」の分割は、難しい問題です。金銭で調整するという発想を持つことで、合意形成がしやすくなります。
父が亡くなり、相続財産の中に愛媛県の土地がありました。相続人は奈良県在住の依頼者様と、大阪府在住の妹の2人。妹との間で土地の評価額について意見が合わず、話し合いが難航していました。「愛媛の弁護士に頼まないといけないのか」と不安を感じて相談にいらっしゃいました。
不動産の所在地に関わらず、奈良から対応可能であることをご説明し、調停を申し立てました。Web会議システムを活用した調停で、現地に出向くことなく手続きを進めることができました。不動産の評価額について鑑定を行い、約10ヶ月で調停が成立しました。
県外に不動産がある場合でも、Web調停の活用により、地元の弁護士に依頼して対応することが可能です。遠方だからと諦める必要はありません。
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