弁護士コラム

【コラム】交通事故被害に遭ったときに弁護士に依頼するメリット
~弁護士費用特約は今すぐチェックを~

2020.09.20
【コラム】交通事故被害に遭ったときに弁護士に依頼するメリット~弁護士費用特約は今すぐチェックを~

こんにちは。奈良のJR王寺駅からすぐの「桐山法律事務所」の弁護士、桐山修一です。

このコラムでは、見落としがちな法律や制度についての記事をアップしていきます。

頭の隅でご記憶いただき、いつか問題に直面したときに「そういえばこんな話をきいたことがあったな」と思い出してもらえれば嬉しいです。

本日は、交通事故における慰謝料についてのお話です。

弁護士に依頼するメリット、弁護士費用特約についてもご紹介します。

交通事故時、多くの方の頭を過ぎる「弁護士への相談」

交通事故で被害をこうむったとき、「弁護士に相談しようか」ということは多くの方が思い浮かべます。しかし、費用の面が心配だったり、なんとなく敷居が高い気がして諦めてしまう方が少なくないようです。

では実際に、弁護士に相談したときにどのようなメリットがあるのでしょうか。

大きく分けて3つのメリットがあると考えます。

メリット①:慰謝料の増額が期待できること

示談交渉の際、弁護士は「裁判所基準」という基準に基づき、慰謝料を算出・請求します(保険会社は、それより低い金額で示談交渉をしてきます。それが仕事とも言えるのですが)。

また弁護士は、事故の状況を詳しく調べ、法的根拠のある、適正な過失割合であるかどうかもチェックします。

さらには、後遺障害が残った場合にはその精神的な苦痛も考慮して慰謝料を算出・請求します。

このように、弁護士は“なんとなく慰謝料増額”させるのではなく、“法的根拠を持った慰謝料増額”を図ることができます。

メリット②:示談交渉のストレスから解放されること

人によっては、この点が最大のメリットとなることもあります。

肉体的・精神的ダメージを受けている状態で、ご本人が示談交渉を行うのは大きなストレスになります。

交渉はけん制の応酬ですから、たとえこちらが圧倒的に有利であっても、はっきり言って気持ちの良い話し合いにはなりません。

弁護士が示談交渉にあたることで、依頼主は相手方と直接やりとりする必要が一切なくなります。

メリット③:ややこしい手続きを一任できること

慰謝料の請求には、さまざまな書類の作成が必要になります。

人生でそう何度も経験することではありませんので、一人でやろうとするととても苦労されます。

後遺障害の等級申請を行う場合や、示談が決裂して裁判を行う場合には、さらに煩雑な手続きが必要になります。

弁護士に一任することで、手続きにかける時間と労力を、療養や仕事、家事、余暇にあて、事故以前に近い生活を維持することができます。

今すぐチェックしてほしい、自動車保険の“弁護士費用特約”

ご加入されている自動車保険の契約の中に、“弁護士費用特約”があるかどうかご存知ですか?

この特約がついている場合には、弁護士費用を保険会社に負担してもらうことができます。

上限はありますが、ほとんどのケースが特約内で収まります。

弁護士費用特約は、1,500円~数千円ほど(年間)でつけることのできるオプションです。

まだ契約していないという方は、一度ご検討されることをおすすめします。

交通事故に遭ったときに弁護士に依頼するメリット・デメリットについて、お分かりいただけましたでしょうか?

奈良のJR王寺駅からすぐの桐山法律事務所でも、1時間の無料相談を実施しております。

事故直後からご相談いただければ、全面的なサポートが可能です。

もちろん、交渉の途中からでもご相談いただけます。お困りの際は、お気軽にご利用ください。

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